プロ野球の走塁の練習 ベースランニング

走塁

日本の陸上のトップクラスの選手がプロ野球選手になったとの記録があります。その選手は野球の経験はなく、走るのが速い点だけを買われて入団したそうです。代走が主な役割ですが、結果としてあまりいい成績は残せなかったようです。野球の走塁において、走るのが速いのは有利な能力の一つです。しかしただ走るのが速いだけでは使い物にならない可能性があります。

野球をする人は多くが打席に立ち、そして走塁をします。ですから走塁の練習もしなければいけません。基本になるのがベースランニングで、実際にベースを使って行います。打ってから一塁に走るとき、一塁を蹴って二塁に行くとき、さらに三塁や本塁まで戻るときなどです。単に一塁に走るのと二塁などに行くのとでは走り方が異なるので、それぞれ行わなければいけません。

足に自信がある人はランナーとして出た時に盗塁を行います。盗塁をするにも走塁練習が必要になります。一塁から二塁まで速く走れればいいわけではなく、投手の投球モーションに合わせてスタートを切り、さらにより効率よくスライディングなどを行う必要があります。この時は実際に投手などに牽制をしてもらうなど実戦形式で走塁練習を行います。